プログラム条件の概要
- 報酬
- 報酬は広告主ごとに設定されます。Crypto.comが以前CJで展開していた条件は、新規ユーザーの登録成功1件につき最大$20、クッキー30日でした(過去の条件)。現在の英国向けCoinbaseの条件はCJアカウント内でのみ確認できます。
- 報酬モデル
- 報酬期間
- ブランドごとに設定
- Cookie有効期間
- ブランドごとに設定
- アトリビューション
- CJのトラッキングリンク
- 支払い頻度
- 毎月、20日前後
- 最低支払額
- 口座振込$50/小切手$100
- 支払い方法
- サブアフィリエイト
- 公式には未公表
- 許可されているトラフィック
-
- コンテンツサイト
- 比較サイト
- ロイヤルティ・キャッシュバックサイト(ブランドによる)
- 制限されているトラフィック
-
- ブランドごとに設定
- アフィリエイトのKYC
- 税務情報と支払い情報を登録したパブリッシャーアカウント
- 制限地域
-
- ブランドごとに設定
- 審査
- ネットワークに登録後、広告主ごとに承認
- トラッキング・レポート
- CJ Account Managerの管理画面
- プロモーション素材
- 広告主が提供するバナーとテキストリンク
- 担当マネージャーのサポート
- 各広告主のアフィリエイトチーム
- 紹介ユーザーの特典
- ブランドごとに設定
注目ポイント
注目ポイント
- 支払い実績のある大規模で歴史の長いネットワーク
- 英国向けのCoinbaseプログラムを掲載
- 大手ブランドをすでに扱っていれば管理画面をひとつにまとめられる
注意点
- Impactに比べて仮想通貨の広告主が非常に少ない
- Crypto.comはCJを離れてImpactに移った
- 支払いのしきい値がCJの公開ページに記載されていない
CJ Affiliate(今もCommission Junctionと呼ぶ人が多いネットワーク)は、アフィリエイトマーケティングの世界で最も古い名前のひとつです。小売、旅行、ソフトウェア、金融のブランドが長年プログラムを運営しており、ネットワーク経由の収入の大半をCJから得ているコンテンツサイトも少なくありません。そうなると、CJで仮想通貨の案件も見つかるのでは、と考えるのは自然なことです。
A8.netなど国内のASPに慣れている方にとって、CJは「海外版の大手ASP」と考えるとイメージしやすいでしょう。ただし運営は海外で、登録画面も広告主の規約も英語です。日本の読者向けの案件を探す場所としては作られていない点を、最初に押さえておいてください。
結論から言うと、仮想通貨の案件探しにはあまり向いていません。このレビューでは、CJに実際どんな仮想通貨案件があるのか、CJが迎えた最大の仮想通貨ブランドがなぜ去ったのか、支払いの仕組み、そして仮想通貨パブリッシャーがそれでもCJのアカウントを持っておくべき限られたケースを説明します。
CJ Affiliateに実際にある仮想通貨ブランド
当サイトの調査で見つかったのは、現役の仮想通貨案件が1つと、目立った撤退が1つです。
Coinbase(英国向け)。 ネットワークトラッカーのAffilitizerによると、英国を対象とした「UKLG_Coinbase」という名前のキャンペーンがCJで計測されています。Crypto.com(撤退)。 CJ自身の新規広告主紹介記事では、Crypto.comは新規ユーザーの登録成功1件につき最大$20、クッキー30日と紹介されていました。現在、Crypto.comのアフィリエイトプログラムはImpactのみで運営されています。
品ぞろえとしてはかなり手薄です。当サイトが10の仮想通貨ブランドを確認したImpactや、CoinTracker、Tangem、MoonPay、CoinbaseのRevShare案件を掲載しているFlexOffersと比べると、その差は明らかです。
Coinbaseの案件は、もう一度よく確認する必要があります。Coinbase自身のアフィリエイトページは、申請者をImpactの「Coinbase-Consumer」キャンペーンに案内しています。こちらは紹介ユーザーの取引手数料の50%を、最初の3か月間支払うものです。同じページには、英国のアフィリエイトプログラムは「追って通知があるまで停止中」と書かれています。つまり、一方には英国での停止を告げる公式の告知があり、もう一方にはCJの英国向け案件がある、という状態です。CJの条件はCJアカウントの中でしか見られず、当サイトではこのキャンペーンの運営者も報酬額も確認できませんでした。
CJのオファーを前提に英国向けのCoinbaseページを1本でも書く前に、まず申請して契約を最後まで読み、広告主の担当者に「このキャンペーンはCoinbaseが認めたもので、報酬が支払われている」ことを書面で確認してください。また、英国の仮想通貨の金融プロモーション規制も確認しましょう。この規制はブランドだけでなくアフィリエイトにも適用されます。
なお、CoinbaseもCrypto.comも海外の仮想通貨取引所です。金融庁に登録していない海外取引所を日本の読者に勧誘することは制限されているため、日本語で扱う場合は仮想通貨アフィリエイトのコンプライアンスガイドを先に読んでください。
仮想通貨ブランドがCJではなくImpactを選んだ理由
Crypto.comの例は、ある傾向を最もはっきり示しています。Crypto.comはCJでシンプルなCPACPA 紹介したユーザーがKYC完了や初回入金など決められた条件を達成したときに、1回だけ受け取れる定額の報酬です。 詳しく条件でスタートしました。登録1件につき最大$20、クッキークッキー有効期間 クリック後、訪問者が登録や購入をしたときにあなたの成果として認められる期間です。30日なら30日以内の成約が対象です。 詳しく(成果を記録しておく期間)は30日です。その後、アフィリエイトプログラムをImpactに移し、現在は紹介した顧客がKYC(本人確認)を完了してから180〜365日間、各サービスで最大50%を支払っています。条件は国ごとに設定されています。
Crypto.comの社内的な理由はわかりませんし、推測するつもりもありません。見えているのは結果です。Coinbase、Crypto.com、Bitpanda、Krakenのメディア枠、Ledger、Nexo、Gemini、Bitcoin IRA、MoonPay、WirexはすべてImpactで運営されており、当サイトが確認できたCJの掲載はひとつもありません。規制下にある仮想通貨ブランドのほとんどが同じネットワークを選べば、パブリッシャーもそれについていき、ほかのネットワークに届く仮想通貨関連の申請は減っていきます。
あなたにとっての実務上の結論はシンプルです。仮想通貨がメインのジャンルなら、CJはImpactのアカウントや取引所との直接契約の代わりにはなりません。
CJの登録と広告主ごとの承認の流れ
手続きはネットワークでよくある二段階方式で、参加費はかかりません。
- パブリッシャーとして登録する。 signup.cj.comでWebサイトやチャンネルの情報を入力し、報酬が支払われるように税務情報と支払い情報を追加します。
- 「Advertisers」タブで検索する。 「Coinbase」「crypto」「bitcoin」「wallet」といったキーワードで探します。掲載は国ごとに分かれているため、英国向けキャンペーンは米国のアカウントからは同じように表示されないことがあります。
- 広告主ごとに申請する。 承認はネットワーク単位ではなく広告主単位です。読者の国、集客チャネル、リンクを掲載する場所を説明しましょう。
- 公開前にプログラムの規約を読む。 報酬、クッキー期間、禁止トラフィック、成果の承認ルールは、公開ページではなくCJ内の各広告主の規約に書かれています。
- CJ Account Managerでリンクを作る。 掲載場所ごとにサブIDを付けておけば、すべての成果をページ単位でたどれます。
仮想通貨の広告主は、一般的な小売ブランドよりも審査が厳しい傾向があります。対象とする国や、リスクをどう伝えているかを質問されると考えておきましょう。仮想通貨ブランドが何を見ているかは、コンプライアンスガイドで解説しています。
CJの支払いしきい値、支払い方法、スケジュール
CJはパブリッシャー向けの支払いしきい値を公開ページで公表していません。そのため、以下の数字はNamecheapのアフィリエイト向けヘルプセンターに転載された支払い表と、第三者のレビューに基づいています。目安として扱い、実際の数字はCJアカウントの設定で確認してください。
| 支払い通貨 | 口座振込の最低額 | 小切手の最低額 |
|---|---|---|
| USD | $50 | $100 |
| EUR | €25 | €60 |
| GBP | £25 | £50 |
| CAD | 50 | 100 |
支払い方法。 口座振込、紙の小切手、または現地通貨払いのPayoneerです。PayPalやクレジットカードへの支払いはなく、仮想通貨で受け取る選択肢もありません。PayPalで受け取りたいなら、それだけでImpactかFlexOffersが候補になります。日本から登録する場合も、どの方法で受け取るかは登録時に決めておきましょう。
スケジュール。 第三者の情報では月1回のサイクルで、前月分の報酬が20日前後に支払われるとされています。報酬が支払い可能になるのは、広告主が成果を確定してCJに支払ったあとです。そのため、成果の承認期間が長いブランドでは、CJ自身のサイクルに関係なく入金が遅れます。
最低支払額最低支払額 プログラムが支払いを行うために必要な最低残高です。これに届かない報酬は、通常は次の期間に繰り越されます。 詳しくは支払い方法ごとに決まっているため、少額の残高はしばらくアカウントに留まることがあります。月に数件しか成約しない仮想通貨案件ひとつでは、$50に届かないかもしれません。ほかのジャンルですでにCJから報酬を得ているなら問題ありません。仮想通貨の報酬は同じ残高に加算されるだけです。
CJのトラッキングとレポート
CJの管理画面であるAccount Managerでは、参加したすべてのプログラムについて、仮想通貨かどうかに関係なくリンク作成と広告主別のレポートが使えます。仮想通貨の場合、トラッキングで問題になるのはCJよりもブランドの側です。何が成果としてカウントされるのか、入金のない登録でも報酬が出るのか、広告主が承認にどれくらいかかるのか、といった点です。
かつてのCrypto.comのような固定報酬のオファーでは、登録がいつ「成功」とみなされるのかを広告主に正確に確認しましょう。本人確認だけで足りるのか、それともユーザーが口座に入金する必要があるのか。その答えは、リンクの形式よりもはるかに成約率を左右します。有料広告やニュースレターを運用しているなら、自分のサブIDSubID クリックの発生元(ページ、バナー、広告、Telegram投稿など)を記録するために、アフィリエイトリンクに付ける追加のラベルです。 詳しくを付けて、CJの数字と自分のクリックログを毎月照合してください。設定方法はポストバックとサブIDのガイドで解説しています。
CJと仮想通貨ブランドとの直接契約の比較
ほとんどの仮想通貨ブランドについて、比較の構図は「CJか直接契約か」ではありません。CJがそもそも扱っていないので、「Impactか自社プログラムか、それとも直接契約か」になります。本当の問いは、CJが仮想通貨パブリッシャーの組み合わせに何かを加えるかどうかです。
CJのアカウントを持っておく理由:
- 金融、ソフトウェア、小売のブランドですでに稼いでいれば、仮想通貨の成果も既存の残高に加わり、しきい値に早く届きます。
- 英国向けのコンテンツを公開していて、Coinbaseの案件が公認だと確認できたうえで試してみたい場合。
- 新しい仮想通貨ブランドの参加をウォッチしておきたい場合。Crypto.comもCJから始まりました。後に続くブランドが出てくる可能性はあります。
仮想通貨でCJに頼るべきでない理由:
- 確認できた仮想通貨案件は1件だけで、しかもそれ自体に疑問が残ります。
- PayPal払いも仮想通貨払いもありません。
- しきい値とスケジュールが公式の公開ページに載っていません。
- 自社運営の取引所プログラムはレベニューシェアを、しばしば生涯にわたって支払います。CJが迎えた仮想通貨の目玉案件は、最大$20の一回きりのCPAでした。
ゼロから仮想通貨サイトを作るなら、仮想通貨取引所のアフィリエイトのリストにある直接プログラムとImpactのアカウントから始めましょう。CJを加えるのは、仮想通貨以外の個人向け金融も扱う場合だけで十分です。
仮想通貨案件でCJを使うべき人
使うべき人: すでにCJで稼いでいる総合的な個人金融サイトやテック系サイトで、ときどき仮想通貨のオファーも同じ管理画面で扱いたい人です。支払いも税務設定もひとつで済み、CJのレポート機能も使えます。
見送るべき人: サイト、チャンネル、ニュースレターが仮想通貨中心の人です。CJの広告主リストを探す時間のほうが、そこから得られる報酬より長くなるでしょう。その労力は、規制下のブランドならImpactに、ヨーロッパのオファーならfinanceAdsやDaisyconに、そしてステーブルコインで支払うKrakenのような取引所との直接契約に向けたほうが報われます。
CJで仮想通貨案件を試すときのコツ
- ブランドが掲載を認めているか確認する。 ブランドの公式アフィリエイトページを確認しましょう。あなたの国ではプログラムが停止していると書かれていたら、トラフィックを送る前に書面で確認を取ってください。
- 成果の定義を読む。 登録、KYC、入金、初回取引のどれが成果になるかで、1クリックあたりの報酬はまったく変わります。
- 対象国を確認する。 CJのキャンペーンは国別になっていることが多くあります。英国専用のキャンペーンに米国の訪問者を送っても、クリックが無駄になるだけです。
- 実際に使える支払い方法を選ぶ。 PayPalが使えないので、最初から銀行口座かPayoneerが必要です。
- 四半期ごとに見直す。 総合ネットワークの仮想通貨案件は入れ替わります。月次レポートの合間に、案件が登場したり、条件が変わったり、消えたりすることがあります。
まとめ:強力な総合ネットワークだが仮想通貨はほぼない
CJ Affiliateは本業をきちんとこなしています。安定したトラッキング、なじみのある管理画面、そしてパブリッシャーへの長い支払い実績です。しかし仮想通貨に限れば、中身はほとんど空です。見つかった唯一の案件は「英国のプログラムは停止中」というCoinbase自身の告知と食い違っており、CJで始まった最も重要な仮想通貨ブランドは、今ではImpactでしか活動していません。
すでにほかのコンテンツでCJから報酬を得ているなら、アカウントは残しておきましょう。仮想通貨については、土台にするネットワークではなく、ウォッチしておくネットワークと位置づけるのが現実的です。まずはImpactから始め、米国向けのオファーはFlexOffersで比較し、よく紹介する取引所とは直接契約しましょう。全体像をつかみたい初心者の方は、仮想通貨アフィリエイトの始め方ガイドで、これらのルートの組み合わせ方を解説しています。
情報源・公式規約
条件は、以下に記載した公式アフィリエイトページおよび規約から引用しています。プログラムの条件は予告なく変更されることがあります。キャンペーンを組み立てる前に、パートナー管理画面で最新の報酬率をご確認ください。
よくある質問
CJ Affiliateに仮想通貨のアフィリエイト案件はありますか?
ごくわずかです。当サイトの調査で見つかった現在の仮想通貨案件は、CJで計測されている英国向けのCoinbaseキャンペーンだけです。Crypto.comは新規登録1件あたり最大$20でCJに参加しましたが、その後プログラムをImpactに一本化しました。自分が参加できる案件は、CJアカウント内の「Advertisers」タブで検索してください。
CJ Affiliateの最低支払額はいくらですか?
CJは公開ページでしきい値を公表していません。Namecheapが転載している支払い表では、USDで口座振込$50・小切手$100、EURで€25と€60、GBPで£25と£50となっています。
CJ AffiliateはPayPalで支払いますか?
いいえ。CJの支払い方法は口座振込、紙の小切手、現地通貨払いのPayoneerです。PayPalやクレジットカードへの支払いはなく、仮想通貨払いもありません。
CJにあるCoinbaseのプログラムは公式のCoinbaseアフィリエイトですか?
メインのプログラムではありません。Coinbase自身のアフィリエイトページは、申請者をImpactのCoinbase-Consumerキャンペーンに案内しており、英国のアフィリエイトプログラムは「追って通知があるまで停止中」としています。それでもCJには英国向けのCoinbase案件が表示されているため、英国向けコンテンツを作る前にCoinbaseに確認してください。
仮想通貨アフィリエイトならCJとImpactのどちらに参加すべきですか?
仮想通貨ならImpactです。ImpactにはKraken、Coinbase、Crypto.com、Bitpanda、Ledger、Nexo、Geminiがあります。CJが意味を持つのは、ほかのジャンルですでにCJで稼いでいて、わずかな仮想通貨案件を試してみたい場合だけです。